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共働き家庭の小学校受験:塾選びはどう考える?

受験基礎知識

「塾に通うべき? いつから?」が最初の悩み

小学校受験を考え始めると、まず気になるのが「塾に通うべきか?」そして「いつから通うべきか?」という問題です。

我が家も、受験を意識し始めたときに「塾なしでは難しいのか?」「共働きでも通塾は可能か?」といった疑問を持ち、いろいろと調べました。

最終的に、現時点では塾には通わず、3歳の秋から大手塾のクラスに通い始めるという決断をしました。

今回は、共働き家庭としての塾選びの考え方や決断のポイントについてまとめてみます。

「塾なしで受験は無理?」→ 情報収集の重要性

最初に考えたのは、「塾なしでも受験はできるのか?」という点でした。

塾に通わずに合格する家庭もあると聞きますが、それは親が十分に情報を持ち、家庭での学習環境を整えられる場合

我が家の場合、共働きで時間的な余裕が限られているため、

  • 受験情報を網羅的に把握するのが難しい
  • 最新の出題傾向や各校の特徴を知るのが難しい
  • 効率的な学習方法を考える時間が取りにくい

ということから、完全に塾なしでの受験は現実的ではないと判断しました。

ただし、「何歳から塾に通うべきか?」については、慎重に考える必要がありました。

3歳からの塾は必要か?

塾の説明会やママ友の話を聞くと、「3歳から通うのが当たり前」という雰囲気を感じることもありました。

しかし、実際にいくつかの塾を見学した結果、

  • 3歳児クラスは「受験対策」というよりも「基礎的な生活習慣や集団行動の練習」が中心
  • 家庭である程度対応できる内容が多い
  • 共働きの生活リズムとの調整が大変

といった理由から、「3歳の早い時期から通塾する必要はない」と判断しました。

一方で、3歳の秋から通うことを決めたのは、「4歳以降の本格的な受験対策にスムーズに移行できるようにするため」です。

大手塾か? 個別塾か?

塾選びでもう一つ悩んだのが、「大手塾にするか、個別塾にするか?」という点です。

大手塾のメリット・デメリット

メリット

  • 受験情報が豊富で、志望校別の対策が充実している
  • 模試や模擬面接など、本番に近い経験ができる
  • 多くの合格実績があり、信頼できるカリキュラムがある

デメリット

  • クラスの人数が多く、個別のフォローは手厚くない
  • 志望校によっては、細かい対策が難しい場合がある
  • 費用が比較的高め

個別塾のメリット・デメリット

メリット

  • 個別にカリキュラムを組んでくれるので、子どものペースで学べる
  • 志望校対策が細かくできる
  • 比較的柔軟にスケジュールを組める

デメリット

  • 受験全体の情報収集は親がしっかり行う必要がある
  • 模試や面接練習の機会が少ない場合がある
  • 費用が大手よりも高くなる場合も

最終的に、最初は大手塾のカリキュラムに沿って進め、その後、必要に応じて個別塾や家庭学習を組み合わせるのが良いと判断しました。

共働き家庭の塾選びのポイント

共働きで塾に通うとなると、生活リズムとの兼ね合いがとても重要になります。

そこで、共働き家庭の視点で塾選びのポイントをまとめました。

① 通塾の負担を考慮する

  • 通塾の距離や時間帯が現実的か?
  • 送り迎えの負担をどうするか?(親が対応できるか、シッターを利用するか)
  • オンライン対応があるか?(最近は、オンラインで受講できる塾も増えている)

② 生活リズムを崩さない

  • 夜遅いクラスではなく、生活リズムを守れる時間帯を選ぶ
  • 無理なく通える回数にする(最初から詰め込みすぎない)

③ 夫婦で協力体制を作る

  • どちらが送迎するか事前にスケジュールを確認する
  • 役割分担を明確にする(塾選びや情報収集はどちらが担当するかなど)

④ 家庭学習とのバランスを考える

  • 塾にすべてを頼るのではなく、家庭でできることを整理する
  • 子どもがストレスを感じない範囲で受験準備を進める

まとめ:まずは「無理なく続けられる塾選び」を意識する

共働き家庭にとって、塾選びは「家庭の負担を増やしすぎないこと」がとても大切です。

我が家は、

  • 3歳の時点では焦って塾に通わず、家庭でできることを優先
  • 3歳の秋から大手塾の3歳児クラスに通い、徐々にペースをつかむ
  • その後、必要に応じて個別塾や家庭学習と組み合わせる

という方針を取りました。

どの塾が合うかは家庭の状況によって異なるので、無理なく通えるか? 家庭のリズムに合うか? という視点で選ぶことが大切だと感じています。

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