受験は親子三人四脚。でも、夫婦の意識ズレがあると…？
小学校受験を考え始めると、つい「どの塾がいい？」「どんな対策が必要？」と具体的な準備に意識が向きがちです。
しかし、それ以上に大切なのが、夫婦間の意識のすり合わせです。
✅ パパとママが同じ方向を向いていないと、受験準備がスムーズに進まない
✅ 温度差があると、子どもも混乱し、ストレスを感じやすくなる
特に、
✔ パパは積極的なのに、ママが消極的
✔ ママは受験に本気なのに、パパは無関心
といったケースでは、家庭内の温度差が大きくなり、トラブルのもとになります。
そこで今回は、夫婦のチームワークをテーマに、以下のポイントを整理します。
📌 小学校受験において、夫婦の意識を合わせるべき理由
📌 よくある夫婦間の意識のズレと対策
📌 三人四脚で進むためのポイント
小学校受験において、夫婦の意識を合わせるべき理由
① 受験準備は長期戦！ 親の協力が不可欠
小学校受験は、短期間で終わるものではありません。
早い家庭では2〜3年前から準備を始めるため、夫婦の協力がないと長期間の受験準備が続かなくなります。
➡ 最初に「我が家の方針」を決めておかないと、途中でブレやすいので注意が必要です。
② 親の意識ズレが、子どもに悪影響を与える
受験に対するパパとママの温度差があると、子どもは戸惑います。
例えば、
- ママが「勉強しなさい」と言っても、パパが「そんなに頑張らなくてもいいよ」と言うと、子どもが混乱する
- ママが熱心に受験対策をしているのに、パパが無関心だと、ママがストレスを感じやすい
➡ 子どもが安心して受験に向かうためにも、家庭内の方向性を揃えることが重要です。
③ 面接でも、夫婦の考えが一致していないと不利
小学校受験では、多くの学校で「親の面接」があります。
その際、
「パパとママの受験に対する考えがズレている」と、学校側に伝わってしまうことも…。
例えば、
- パパは「この学校に進学したら中学受験をさせたい」と話す
- ママは「小学校から大学までの一貫教育を希望」と言う
➡ 受験校の教育方針に対する考えが一致していないと、学校側から「本当に我が校を希望しているのか？」と疑問を持たれることもあります。
➡ 夫婦で話し合い、「我が家の教育方針」を統一しておくことが大切です。
よくある夫婦間の意識のズレと対策
ケース①：「パパが積極的、ママが消極的」
✅ 理由
- パパは「小学校受験はしたほうがいい」と考えているが、ママは「そこまでしなくてもいいのでは？」と疑問を感じている
- ママは「子どもに負担をかけたくない」と心配している
✅ 対策
- 「なぜ受験をするのか？」を夫婦で話し合い、目的を明確にする
- ママの不安を丁寧に聞き、無理のない受験スケジュールを考える
- 幼児教育や受験についての情報を一緒に調べ、納得できる形を探る
➡ 「無理に受験を押し付ける」のではなく、「納得感のある受験」を目指すことが大切です。
ケース②：「ママが本気、パパは無関心」
✅ 理由
- ママは「塾やお教室のリサーチ、学習サポート」を頑張っているのに、パパが関心を持たない
- パパは「受験はママに任せればいい」と思っている
✅ 対策
- まずは「小学校受験がなぜ重要なのか？」をパパに理解してもらう
- 面接や願書作成など、パパが関わるべき場面を具体的に伝える
- 塾の説明会や学校見学に一緒に参加し、パパも巻き込む
➡ 「無関心だから任せる」ではなく、「協力して進める意識」を持ってもらうことが大切です。
三人四脚で進むためのポイント
① 夫婦で「受験の目的」をすり合わせる
- 受験する理由（「なぜ小学校受験を選ぶのか？」）を明確にする
- 「合格がゴールではなく、子どもの成長のため」と意識する
② 役割分担を決める
- ママ：「日々の学習サポート」「塾・お教室の情報収集」
- パパ：「お迎え・送り」「面接準備」「願書の最終チェック」
➡ 夫婦の得意分野を活かして分担すると、負担を減らせます。
③ 夫婦で「定期的に話し合う時間」を作る
- 月に1回は「受験に関する夫婦ミーティング」をする
- 「最近の子どもの様子」「塾の進捗」「親の考え」などを共有
➡ 忙しくても、定期的に話す時間を確保すると、温度差が生じにくいでしょう。
まとめ：夫婦のチームワークで小学校受験を乗り越えよう！
✅ 夫婦の意識を合わせることで、受験準備がスムーズに進む
✅ パパとママの意見がズレていると、子どもが混乱する原因になる
✅ 面接でも「家庭の教育方針」が一致していることが重要
✅ 役割分担を決め、定期的に話し合う時間を作るとスムーズ
小学校受験は、親子だけでなく「夫婦のチームワーク」が試される場面でもあります。
お互いをサポートしながら、一緒に乗り越えていきましょう。
